セブ島情報

フィリピンのド・ローカル!地元の床屋さん

2020年01月01日 By: SHIN


本日は、マニラのローカルな生活っぷりをご紹介します。

人間どこにいても髪の毛は伸びるもの。
女性だったら、ある程度の期間伸ばし続けることもできますが、多くの男性の場合はそうはいきません。
私の場合、3~4週に一度は散髪をしたい!!

そこで、今回はマニラに住む私の行きつけの床屋をご紹介します。
まずは外観から。
ここはマニラでも下町に位置するパサイのハリソンストリート沿い。
近くには、フィリピン初のショッピングモールである、ハリソンプラザがあります。
40年以上の歴史を持つ、由緒正しきハリソンプラザも21019/12/31をもって、閉店することが決まっています。
もともとは、7月に閉店する予定だったのが、地元の反対や次の購入者との契約問題で延期になったと言われています。が、真相は定かではありません。
確かに、その後の記事で次期購入者であるSM系の会社が契約を済ませたとか何とかって見たことがあります。

噂では、新しいコンドミニアムが建つんだとか。。
また、コンドミニアムか。。
地元民の間では、また中国人が増えるともっぱらの噂。
そのうち、フィリピンは中国の州の一つになってしまう。と本気で懸念する人たちもいます。
今では、そこら中に中国語の看板や、一部ではフィリピン人より中国人の方が多いのでは?というエリアもあります。
そこら中に新しいチャイナタウンが出来ています。

さておき、床屋の話題へ。
ショッピングモールなどにもおおくの床屋さんやビューティーサロンが入っています。

しかし、私はあえてローカル床屋さんに行きます。
なぜなら、安いからです。
それに、地元の人とのふれあいのレベルが違います。
以前は、ショッピングモール内の床屋に行っていましたが、一度地元の床屋に行ってやみつきになりました。

その料金はというと、
1回60ペソ(約130円)。安い!とにかく安い!!
毎日行ってもいい位安い!!行かないけど

そのクオリティはというと、切れ味の悪いハサミで髪を切るもんだから、たまに切れなくて単に挟んだ状態になって、髪の毛を引っ張られて痛い。
バリカンを使う時も、途中で急に止まったりするもんだから、バリカンの刃の部分に髪の毛が挟まれて、挟まれて外れなくなるから痛い。
襟足とか剃ってくれますけど、カミソリの切れ味が悪くて痛い。
色々とにかく痛い笑
早く新品に替えてほしい。

しかしそれはフィリピンの文化にも関係します。
フィリピン人の多くはモノを大切にします。
特に高価なものは、壊れては修理し、また壊れても修理して、本当に使えなくなるまで使い続けます。
日本との所得差もありますが、根底に”もったいない”という文化があります。

タガログ語で Sayang (サーヤン)といいます。
これが、もったいないや残念という意味です。

Masayang (マサーヤン)、Sayang naman(サーヤン ナ マン)
という感じで使います。
もったいないよーって意味です。

私はこの文化がとても好きです。
なので、いつも痛さに耐えてます笑

そして、ここの店主。
見た目は、普通の男性ですが、とっさの時に甲高い声を出したり、時々のアクションが女性ぽかったりします。そうです。隠れオカマです。
というか、お客さんのほとんどは知っていますけど。

フィリピンでは理容師や美容師になる男性にはオカマが多いです。
20~30年前頃から、オカマが大量に増えたそうです。

昔は、オカマであることが恥ずかしいこととして、隠すべきことでした。
しかし、いつのころからかそれが受け入れられるようになり、今では多くのオカマが街を闊歩しています笑。

いろいろ、話は逸れましたが、いかがですか。ローカル床屋さん。
ちなみに、ショッピングモールなどの床屋さんは350ペソ(約750円)程です。
そこでは、痛くないので、一度皆さんも試してください。

(SHIN)