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フィリピン最北端の楽園バタネス諸島 (Batanes) 7 旅のヒントと実用的な情報

2021年09月14日 By: SHIN


フィリピンの最小および最北端の州:バタネス旅行ガイド

フィリピンのバタネスには、山、海、なだらかな丘、食べ物など、さまざまなタイプの旅行者のためのあらゆるものが少しあります。
しかし何よりも、バタネスはユニークなタイプのやすらぎを提供します。

それは、平和と静けさ、そして基本に立ち返るライフスタイル。

風の故郷と呼ばれるバタネスは、フィリピンで最も小さい州で、総面積はわずか230キロメートルです。
バタネスの魅力の一つは、混雑している近隣の州からのその距離にあります。

フィリピンの最北端の州として、その距離、大きさ、そして人口が少ないことは、その場所の手付かずの美しさとその人々の平和なライフスタイルを維持するのには重要なことです。
バタネスへの旅行は、都会の喧騒から逃れるための最たる目的の一つです。

旅行者は、バタネスのさわやかな寒さと平和な雰囲気は、島の生活の異なる味を味わえるでしょう。
よりシンプルで、よりのんびりとした、より静かな、しかし間違いなく活力を与えるもの。

熱帯の島々で知られる国にとって、バタネスの岩石層、趣のある灯台、広大な牧草地を自由に歩き回る野生の馬は、多くの人々にとって本当に独特な目的地となっています。

バタネス諸島とは

バタネス州(Province of Batanes)は、フィリピン北部カガヤン・バレー地方(Cagayan Valley, Region II)に属するフィリピン最北の州でです。
州都は地方自治体の1つバスコ(Basco)で、州内には都市はありません。州の面積は209.3km2、人口は17,246人(2015年)で共に国内で最小となっています。

ルソン島の北部より約250km、ルソン海峡に浮かぶバタン諸島。約190km北には台湾があります。
イバタン人と呼ばれる漁業で生活をする民族が住んでいるが、他のフィリピンの民族より言語・習慣など様々な面で台湾の原住民にはるかに近い人々となっています。

旅のヒントと実用的な情報

バタネス旅行の準備を整える際に、特に初めて訪れる場合、次の旅行の情報を参考にして、旅行をより楽しく手間のかからないものにしてください。

通貨 / Currency

十分なフィリピンペソ(PHP)での現金を用意してください。
バタネス島のバスコにはATMが2つしかなく、町には外貨両替施設はありません。

商業施設もクレジットカードでの支払いを受け付けていないため、現金を持参するのが最善です。

言語 / Language

地元の人々は基本的にイバタン語を話しますが、大多数はフィリピン語と英語を話し理解することができます。
旅行先の母国語を話すことは、地元の人々と仲良くなるための素晴らしい方法です。

Dius mamahes(ディウス ママハス=ありがとう)、Ara ka mangu(アラ カ マヌグ=お元気ですか?)、Avek dana(アベク ダナ) / Mangay aku na(マンガイ アク ナ=さようなら)などのフレーズは大いに役立つことでしょう。

バタネスには何を持っていく?

シンプルな荷物の旅行準備をしてください。必要最低限のものだけを持ってきてください。
バタネス旅行では歩くことやボートに乗ることが多くなるので荷物を軽くしてください。

ボトル入り飲料水はほとんどのコンビニエンスストアですぐに入手できますが、地球環境保全ために、自身の水筒を持参してホテルやホームステイ先から水を補充してください。
空のペットボトルなどのごみは、ホテルやホームステイ先にたどり着くまで捨てるところはありません。

バタネスではどこに泊まる?

バタネスはフィリピンで最小の州ですが、さまざまな旅行者のために多くの宿泊オプションがあります。

バタネスの宿泊施設の場所は旅程に大きく影響するため、頻繁に訪れたい地域、または訪問したい観光スポットの大部分がある地域で予約することをお勧めします。

観光客の大多数は、リゾート、ホテル、ロッジ、旅館など選択肢がたくさんあるバタン島の州都バスコに滞在しています。

宿泊できる島

バタネスは10の島で構成されていますが、住民が居住しているのはバタン島(バスコのある島)、サブタン島、イトバヤット島の3つだけです。
この3つの島は、宿泊施設や観光スポットがあるエリアでもあります。

ご紹介したバタネスのさまざまなエリアに関する情報で、予約する島やホテルの場所を決めるのに役立ててください。

宿泊施設の種類

フィリピンの主要な目的地とは異なり、バタネスには観光客向けのホテルやリゾートの幅広い選択はありません。
バタネスのホテルの大部分は、基本的な設備を提供するホテルやホームステイ、ロッジ、またはゲストハウスです。

ホテル/ロッジ/ゲストハウス

また、主にバスコ地区にあるバタネスのホテル、ロッジ、またはゲストハウスに滞在することもできます。
バタネスのホテルは、基本的な設備のものから、少し豪華な設備を備えたもの、伝統的なデザインのものからモダンなデザインまでさまざまです。

ビーチのそばにあるホテルや、豪華なデザインのスイミングプール付きのホテルは、通常は価格が高くなります。
しかし、大都市の高級ホテルと比較すると、バタネスのホテルは依然として手頃な価格です。

ホームステイ

バタネスの多くの民家は観光客に開放されており、そこに住む人々の地元のおもてなしを体験することができます。
彼らは通常、私有地に余裕のある地元のイバタンの家族によって所有および管理されているため、彼らの貴重な収入源ベッド&ブレックファーストのビジネスとなっています。

これらのほとんどは、調理サービスや共有キッチンも提供しており、お願いして地元の料理を作ってもらうこともできます。

 

風光明媚なバタネスには、自然を感じる緑豊かなところがたくさんあります。
今回はバタネス諸島への旅のヒントと実用的な情報をご紹介しました。
次回はバタネス諸島での食事についてご紹介します。

Image source : Breathtaking BATANES FB@Batanes / Provincial Government of Batanes FB@BatanesProvinceehttps://commons.wikimedia.org
Referenced article “https://guidetothephilippines.ph/