セブ島情報

マニラ空港コロナ対策の新基準発表:ニューノーマル感染防止ガイドライン

2020年05月21日 By: SHIN


新基準: マニラ空港での「ニューノーマル」措置

フィリピンでの新型コロナウイルス(COVID-19)の感染は依然として増加傾向にありますが、フィリピン運輸省(DOTr)は、フィリピン最大の国際空港であるマニラ空港のマニラ国際空港当局(MIAA)がニューノーマルでの旅行に対応するためのガイドラインを発表しました。

この新しいガイドラインは「フィリピンでのCOVID-19のさらなる拡大を防ぐことを目的としています」。これらは、フィリピン中央政府が既存の旅行制限を解除し、ニノイアキノ国際空港(NAIA)が業務を再開するとすぐに有効になります。以下のマニラ空港(NAIA)のニューノーマル時の旅行ガイドラインに基づいた9つの主要ポイントとなります。

1.旅行者はマニラ空港に入るときにフェイスマスクを着用する必要があります

乗客は空港施設に入るときにフェイスマスクの着用が必要となります。足りない場合には、空港のスタッフがマスクを販売します。事前に準備されているサージカルマスク(手術用フェイスマスク)と洗えるフェイスマスクとなります。※数量は限定されています。
またマニラ空港の職員は、検疫局の指示に基づいて、個人用保護具(PPE/ Personal Protective Equipment)を着用します。

2.旅行者は必須の体温チェックを受けなければなりません

空港の建物や周辺の車両のチェックポイントに入る人は、赤外線温度計ガンを使用して必ず体温チェックを行います。

3.旅行者は、社会的距離のルールを遵守する必要があります

社会的距離ルール(Social distancing rules)は、すべての待ち合いの列に適用されます。これには、セキュリティチェックポスト、手荷物預かりカウンター、また座席エリアが含まれる座席では1座席を空けるワンシートポリシーとなります。また、すべてのマニラ空港ターミナルのチェックインカウンターとヘルプデスクにはアクリル製の防疫があり、待ち合いの列が分かりやすいように黄色のマークが床に設置されています。

4.旅行者は非接触セキュリティ検査を受けなければなりません

マニラ空港のマニラ国際空港当局(MIAA)のセキュリティオフィスは、ウォークスルーX線装置、ポータブルスキャナー、携帯用金属探知機などの非接触セキュリティスク機器を使用します。
マニラ空港のニューノーマル旅行ガイドラインでは、セキュリティ担当者は、「例外的又は緊急的な状況」に対してのみ、手動でのボディチェックおよび身体検査をします。

 

5.旅行者は当日のみの入場が許可されます

マニラ空港は毎日乗客の入場を制限し、その日の予約が確認された人だけがターミナル内に入ることができます。現時点でマニラ空港当局は、深夜や早朝に予定されているフライトの乗客の前夜入場への対応にはまだ言及していません。

これらの乗客は有効なEチケットや予約票など搭乗を示す書類を持っている必要があります。また空港以外の労働者や搭乗しない人が施設に入場することを禁止します。

6.マニラ空港施設は定期的に消毒されます

マニラ空港施設は継続的に消毒されます。エアロブリッジ、手荷物コンベア、チェックインカウンター、入国管理、税関、その他ヘルプデスクなどが含まれます。同様にX線検査装置と荷物トレイ、検査テーブル、手押しカート、車椅子、およびその他の頻繁に接触するよう箇所も該当します。毎日の清掃の他に、マニラ空港内のトイレには、手洗い洗剤、手指消毒剤、ハンドドライヤー、トイレットペーパー、およびペーパータオルの十分に準備されます。

7.空港入場者は出入り口で消毒マットを通過します

マニラ空港当局は、空港に出入りする乗客と空港職員の消毒のため、すべての出入り口に消毒マットを設置します。これを通過することにより履物の消毒をしウィルスの侵入を防ぎます。

8.空港全体であらゆる種類の情報ポスターが掲載されます

マニラ空港ターミナルは、空港内の主要な場所と情報掲示板に、予防策のポスター、警告速報、その他の健康に関するガイドラインを表示します。旅行者は、マニラ空港当局の公式ソーシャルメディアページを通じて、これらのマニラ空港のニューノーマル旅行ガイドラインと安全対策を確認することもできます。

9.旅行者は連絡先追跡フォームに記入する必要があります

到着または出発するすべての乗客は、電子健康宣言および乗客ロケータフォームに記入します。これらは乗客の居場所、個人的および緊急的連絡先の詳細、そして起こり得る病気の症状に関する情報が必要となります。乗客は通常のフライトの準備に加えて、これらの措置のための十分な時間を考慮する必要があります。

それぞれのフライト情報や変更、安全予防対策等については、各自各航空会社に確認することをお勧めします。

もうすぐ始まる旅行では、それぞれがニューノーマル旅行ガイドラインに沿った感染防止に努め、すべての人の楽しい旅行へと繋がることを願います。

 

(SHIN)