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フィリピンの素晴らしいダイビングスポット10選 その(3) ダウイン & アポ島 ドゥマゲテ

2021年06月08日 By: SHIN


フィリピンで最も素晴らしいダイビングスポットベスト10

フィリピンの豊かな海洋生物と生態系を体験してください。
フィリピンの最高のダイビングスポットと、そこで見ることができるユニークな海洋生物や観光スポットをご紹介します。

フィリピンには、7,641を超える見事な島々とさらに美しいビーチがあり、特にボラカイやパラワンなど世界で最高とされ、セブやシャルガオなどは世界ランキング上位の常連です。
またフィリピンでのダイビングは、殿様ダイブやお姫様ダイブなどと呼ばれ、至れり尽くせりなことも魅力の一つです。

しかし、フィリピンには、その楽園のような島々やビーチの海の下に、さらに多くのものがあります。
本当の魅力はその海の下にある美しさです。

フィリピンは、WWF(世界自然保護基金)が定める太平洋の海域であるコーラルトライアングル(The Coral Triangle)の一部であり、海洋の生物多様性が豊富なため、アマゾンオブザシー(the Amazon of the Sea)とされています。
WWF Website ⇒ https://wwf.panda.org/knowledge_hub/where_we_work/coraltriangle/coraltrianglefacts/

フィリピンでのダイビングでは、セブでオナガザメと一緒に泳いだり、パラワンで第二次世界大戦の難破船やジュゴンを探索したり、プエルトプリンセサでユネスコの世界遺産を発見したりするなど、素晴らしい光景や体験を楽しめます。

 

 

3. ダウイン ドゥマゲテ / Dauin, Dumaguete

Semicircle angelfish

東ネグロス州の南東部ドゥマゲテの近く、ダウイン(Dauin)と呼ばれる小さな海岸沿いの町があります。
ドゥマゲテ空港とも呼ばれるシブラン空港(Paliparan ng Sibulan)からアクセスできます。

その海岸沿いには、マックダイビングで知られる18の人気のダイビングスポットがあります。
ダウインでのダイビング中に見つかった生き物の中には、見つけるのが難しいものもあります。

Yellowbanded pipefish

もし、あなたがマックダイビングに慣れていない場合、その地域のほとんどが単なる砂底であると思うことでしょう。
しかし、この砂地に隠れている生き物たちは、その環境に適応するために驚くべきカモフラージュ技術を得ているため、見つけるのに十分注意しなければなりません。
最高の生き物たちは非常に小さく、見つけるのが非常に難しいです。

地元の専門ダイブガイドを連れて、最高のマックダイビング体験をしてください。
マクロ撮影は思っているより時間がかかるので、定期的に残っている空気をチェックしてください。

ダイビングサイトは、一般的には傾斜した海岸から30メートルの深さまでの範囲です。
さまざまな種が生息する場所は、沈んだ自動車やタイヤで作られた人工魚礁、海草、砂地、岩層があります。

 

ダウインで会える魚たち


ダウインでは、ヨウジウオ(Pipefishes)、テンス(Razorfish)、カエルアンコウ(Frogfishes)、タツノオトシゴ(Sea horses)、コウイカ(Cuttlefish)、ハオコゼ(Wasp fishes)、ウミヘビ(Snake eels)、ウミテング(Sea moths)、メゴチ(Dragonet)、ヒラメ(Flounders)、フエダイ(Snappers)、カニ類(Crabs)、ウミガメ(Turtles)、ハタ(Groupers)、チンアナゴ(Tall garden eels)、エビ類(Shrimps)、ミミックオクトパス(Mimic octopus)、様々な種類のクマノミ(Anemone fish)、ヨゴレザメ(whitetip sharks)、イソマグロ(Dogtooth tuna)、ウミウシ(裸鰓類/Nudibranchs)、ベラ(Flasher wrasses)などと出会うことができます。

ダウインは、ダイバーに優しいウミガメや巨大なアジ(Jacks)の群れで最もよく知られているアポ島に行くための出発地でもあります。

 

アポ島

Image of Hawksbill Turtle

ダウインよりボートで約45分程度のところにアポ島があります。

アポ島は、タガログ語で「孫」を意味します。
この小さな島は1平方キロメートルにも満たない大きさで、1980年代後半に設立されたアポ島海洋保護区として知られています。
アポ島には、電気も水道もなく1,000人近くの人々が住んでいます。

アポ島の生物多様性は驚くべきもので、近隣の海には650種の魚たちと400種以上のサンゴが生息しています。
アポ島でのスキューバダイビングでは固有の450種のサンゴの大部分を見ることができます。
サンゴ礁は健康的でカラフルで、ハードコーラルとソフトコーラルの両方があります。
シュノーケリングでさえ、アジ(Jacks)、バラクーダ(カマス/Barracudas)、縞模様のウミヘビ(Sea snake)、タイマイ(Hawksbill sea turtle)などを見ることができます。

 

いかがでしょうか。
そもそもフィリピンはダイビング天国と言われています。
一年中温暖な気候、海流にも恵まれ、豊富に育ったサンゴ礁群やそれらが好影響を与えている海洋生物たち。

フィリピンのどこのを潜っても素晴らしい景色が待っています。
その中でも特に素晴らしいと言われている独特な環境や生態系を持つダイビングスポットを集めてみました。

ダイビングで注目されているダウイン。
しかし、自然豊かなアポ島ではスノーケルでも充分に楽しめる島です。

 

SHIN

 

Image&video source : https://philippines.travel/https://commons.wikimedia.org