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フィリピンの素晴らしいダイビングスポット10選 その(4) ベルデ島海峡 バタンガス

2021年06月15日 By: SHIN


フィリピンで最も素晴らしいダイビングスポットベスト10

フィリピンの豊かな海洋生物と生態系を体験してください。
フィリピンの最高のダイビングスポットと、そこで見ることができるユニークな海洋生物や観光スポットをご紹介します。

フィリピンには、7,641を超える見事な島々とさらに美しいビーチがあり、特にボラカイやパラワンなど世界で最高とされ、セブやシャルガオなどは世界ランキング上位の常連です。
またフィリピンでのダイビングは、殿様ダイブやお姫様ダイブなどと呼ばれ、至れり尽くせりなことも魅力の一つです。

しかし、フィリピンには、その楽園のような島々やビーチの海の下に、さらに多くのものがあります。
本当の魅力はその海の下にある美しさです。

フィリピンは、WWF(世界自然保護基金)が定める太平洋の海域であるコーラルトライアングル(The Coral Triangle)の一部であり、海洋の生物多様性が豊富なため、アマゾンオブザシー(the Amazon of the Sea)とされています。
WWF Website ⇒ https://wwf.panda.org/knowledge_hub/where_we_work/coraltriangle/coraltrianglefacts/

フィリピンでのダイビングでは、セブでオナガザメと一緒に泳いだり、パラワンで第二次世界大戦の難破船やジュゴンを探索したり、プエルトプリンセサでユネスコの世界遺産を発見したりするなど、素晴らしい光景や体験を楽しめます。

 

 

4. ベルデ島海峡 バタンガス / Verde Island Passage, Batangas

ベルデ島は、約114万ヘクタールの海峡である有名なベルデ島海峡(ベルデアイランドパッセージ/ Verde Island Passage)の中心にあります。
ベルデ島のサンアガピト(San Agapito)の東の角から約400メートル離れたところに、サンアガピトダイビングサイトがあります。

プエルトガレラとバタンガスのアニラオの両方からモーターボートでアクセスできます。

 

サンアガピト ダイビングサイト / San Agapito

サンアガピトのダイビングサイトは、海の中の山のようになっています。

山には3つの頂上があり、1つは常に海面から出ており、潮の干満によりますが、海面から約2メートルの高さがあります。
3番目の山の頂点は海面より18メートルの深さのところにあります。

 

海洋生物多様性の中心 / Center of the Center of Marine Biodiversity

海洋生物多様性の中心として知られているこの海峡は、ルソン島とミンドロ島の間にあり、南シナ海とタヤバス湾およびシブヤン海を結んでいます。

ベルデ島海峡のこの部分の通常の流れは非常に強く、ここでダイビングできるのは、熟練した中級以上のスキューバダイバーだけです。
その流れの方向によって、海中山の東側と西側のどちらでダイビングできるかが決まります。

 

様々な海の生き物と出会える

多くの人が言うように、サンアガピトダイビングは、サメやエイがいないパラワンのトゥバタハ岩礁海中公園の一部のようです。
その壁は70メートルの深さまで伸びています。潜っていくと大きなウミトサカ(Coral fans)を見ることができます。
食べたり、泳いだり、遊んだり、寝たりするだけの幼いウミガメもいます。

また、通常のスキューバダイビングと同じように、アジ(Jacks)やサバ(Mackerels)の群れ、大きなマグロ(Big tunas)やハタ(Groupers)も潜んでいます。
また、まるで水族館の中にいるようなオレンジ色のハナダイ(Anthias)の巨大な群れと遭遇できるでしょう。

 

いかがでしょうか。
そもそもフィリピンはダイビング天国と言われています。
一年中温暖な気候、海流にも恵まれ、豊富に育ったサンゴ礁群やそれらが好影響を与えている海洋生物たち。

フィリピンのどこの海で潜っても素晴らしい景色が待っています。
その中でも特に素晴らしいと言われている独特な環境や生態系を持つダイビングスポットを集めてみました。

今回は入り組んだ地形に海流が流れ込み、海洋生物多様性の中心と言われるベルデ島海峡をご紹介しました。
近隣にはアニラオやプエルトプリンセサなど、マクロ天国も豊富でダイバーにとっては天国のようです。

マニラを拠点に出来るダイビングスポットです。

 

SHIN

 

Image&video source : https://philippines.travel/https://commons.wikimedia.org