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世界で注目のフィリピンの観光スポット15選 [マニラ・ルソン島エリア 第1弾]

2022年06月28日 By: SHIN


世界で注目のフィリピンの観光スポット[マニラ・ルソン島エリア 第1弾]

今回は日本以外のサイトで注目されているフィリピンの観光スポットを集めてみました。

海外で注目されているスポットは、日本人にはまだまだ知られていないところもあると思いますが、旅慣れしている外国人からの目線で、一生に一度は訪れてみたいスポットとして紹介されています。
これは日本人としても訪れるべき場所に違いありません。

今回はルソン島エリアでの世界で注目の観光スポットの第一弾です。
ご紹介するパラワン州が属するミマロパ地方 (MIMAROPA) がメインとなります。

パラワン州はミマロパ地方から西ビサヤ地方 (Western Visayas) に移管される大統領令が出されていますが、未だ実行に移されていない為、パラワン州はミマロパ地方 (ルソンアイランドグループ)にとどまっているのでルソン島グループとしてご紹介します。

 

 

1.ナクパン ビーチ パラワン島 / Nacpan beach, El Nido, Palawan, MIMAROPA

アメリカの旅行雑誌 Travel + Leisure で「世界最高の島2020」に選ばれたパラワン島でリゾートとしてよく知られているのはエルニドかとは思いますが、さすが世界最高の島パラワン。エルニドだけにとどまらずその周辺には、素敵な場所が点在しています。

エルニドから20kmほど北に向かうと黄金色に輝く3 kmの長さのナクパンビーチがあります。ここはまだそれほど多くの観光客はなく、とても静かで綺麗なビーチです。クパン ビーチに開発がはじまり、新しいゲストハウス、ブティックホテル、高級テントキャンプが至る所に出現しています。 エルニドからはシャトルバンがあります。

近くにはナカリットカリット滝 (Nagkalit-ka lit Waterfalls) があり、エルニドに滞在していて気分を変えたくなった時には最適です。

なおCNNの「世界のベストビーチ100」でもはエルニドが14位に選ばれています。

 

2.プエルト・プリンセサ地底河川 / Underground River, Puerto Princesa, Palawan

アメリカの旅行雑誌Travel + Leisure で「世界最高の島2020」選出のパラワン島の中には世界遺産があります。1999年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されたプエルトプリンセサ地下川は、パラワン島のセントポール山地の鍾乳洞内を流れる地底河川となっています。また2012年にはスイスを本拠地とする「新世界七不思議財団」による全世界からの投票によって新世界の七不思議 自然版に選ばれています。

プエルトプリンセサを出発すると約1時間30分~2時間程度で海底河川の国定公園に到着します。移動中はツアー参加への説明や注意事項などの説明があります。また車内からはパラワンならではの景観を楽しめます。国定公園へ行くボートに乗るまでの待ち時間は、マンゴーシェイクを楽しんだり、ちょっとしたお買い物やちょっとしたアクティビティ(有料)に参加もできます。
※待ち時間が長い場合には昼食が先になる場合があります。ボートは20分ほどで地底河川の入り口となる国定公園のビーチに到着。その後地底河川用の手漕ぎカヌーに乗り、いざ鍾乳洞内に入ると、そこには幻想的な景観が広がります。洞窟内での神秘的な光景は体験した人にしかわからないでしょう。またこのエリアは地下川を保護する目的で国立公園に指定されており、地底河川はもちろんのこと独自の生態系も守られて、まさに世界遺産にふさわしい見ごたえのあるエリアとなっています。洞窟内では日本語対応音声ガイダンスオーディオ自動音声機にて説明を受けることができます。

 

3.カヤンガン湖 / Kayangan Lake, Coron, Palawan

「世界最高の島2020」選出のパラワン島のエリアには、同じくパラワン州に属するコロン島があります。コロン島や隣接するブスアンガ島はジュゴンウォッチングが出来るエリアとしてダイビングが有名ですが、島自体にも大きな魅力があります。中でもコロン島にあるカヤンガン湖は、コロン島で群を抜いて人気のある場所であり、「フィリピンで最もきれいな湖」と言われ、石灰岩の崖のカルストの風景に囲まれ、先住民族タグバヌア族によって守られてきたと言われています。

カヤンガン湖にたどり着くには約300段 (10〜15分程度) の急な上り坂を上る必要がありますが、その途中には、美しいラグーンを見下ろすビューデッキがあります。

カヤンガン湖は、透き通った淡水湖 (淡水70%:塩水30%) で、信じられないほど見事に形成された水中の岩が美しく、パラワン州のコロンで最も素晴らしい場所の1つになっています。

カヤンガン湖は、コロン島にある8つの湖のうち2つの湖の1つで、隣接してバラクーダ湖があり、こちらは30〜40段程度の上り坂のため体力に自信のない人でも楽しむことが出来ます。

カヤンガン湖を訪れるほとんどの観光客は、隣接するブスアンガ島のコロンタウンに滞在します。この場合には、マニラ・クラーク・セブ・カティクラン・プエルトプリンセサ空港などからフランシスコ B. レイズ空港 (Francisco B. Reyes Airport) への定期便があります。

 

4.トゥバタハ岩礁海中公園 / Tubbataha Reefs Natural Park in Sulu Sea

世界最高の島パラワン島からもう一つトゥバタハ岩礁海中公園をご紹介します。
トゥバタハ岩礁海中公園は、1993年にフィリピンではじめて登録されたユネスコの世界遺産 (自然遺産)で、パラワン島東側のスールー海に位置します。

ここはパラワン島の東の岩礁と珊瑚礁を保護する目的で設置された海中公園で、2009年には登録範囲を拡大し、トゥバタハ岩礁自然公園となりました。現在の海中公園面積は130,028 ヘクタール (約1,300km²)にも及びます。
トゥバタハ岩礁海中公園は、2つの岩礁と大きな珊瑚礁からなり、その珊瑚礁は東南アジア最大ともいわれ、カツオドリや、ウミガメなど海洋動植物の宝庫でもあります。
しかしながら、ダイナマイトを使用した漁法が行われているため、珊瑚礁への破壊の懸念から環境保全対策が急がれています。

パラワン島からの移動が距離的に一番近いものの、一般の方が実際に訪れることは困難ですが、海中世界遺産の存在はパラワン島周辺の自然の多さを物語っています。

 

 

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