11月1日って何の祝日?
フィリピンは10月31日から11月2日まで3連休。フィリピン人の方たちは連休を利用して田舎に帰ったり、また旅行に行ったりされているかと思います。それでは11月1日はいったい何の日なのでしょうか?
11月1日は「諸聖人の日」と呼ばれ英語では「All Saint's Day」と言われています。この日はカトリック教会の祝日の一つで、全ての聖人と殉教者を記念する日で、古くは「万聖節」(ばんせいせつ)と呼ばれていました。
諸聖人の日には家族でお墓に行き、ご先祖様にお参りするのが通例行事です。日本のお盆と似た感覚かもしれません。フィリピンでは11月1日が「諸聖人の日」とされていますが、国によってその名前も日付もことなります。ある国では諸聖人の日の週が丸々祝日とされているようです。
起源はさまざまな説がありますが、有力な説が8世紀前半のローマ教皇グレゴリウス3世がサン・ピエトロ大聖堂の中に使徒とすべての聖人・殉教者のための小聖堂をつくり、その聖堂の祝別の日が11月1日にうつされたことでやがて11月1日がすべての聖人と殉教者の日となったというものです。
フィリピンの祝日一つとっても深い歴史、深い意味があるのですね。
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