マニラで「足元」に目を向けてみよう

2017年06月06日 By: ptnadmin

マニラの市街地は整備されているため、情緒はあまりなく先進国と同じような画一的な様子が広がっています。それに対して観光地やホテルなどでは、足元に面白さが残ってる場所が幾つか存在しています。

今回のトップ画像でご紹介しているのはヘンリーホテルマニラの床です。このホテルは戦争中も利用されたというアメリカ軍高官の宿舎がそのまま利用されている為、床も当時のままの様子を守り続けています。このタイルは文化財としても貴重なものの1つです。

床と言えば注目したいのはイントラムロス。石畳の道が続くサン・アグスティン教会周辺ではスペイン情緒を楽しむことができます。スペイン統治時代にはこの地域一帯はスペイン国関係者や貿易関連の人々で賑わっていたといいます。イントラムロスの中も全てが石畳になっているわけではないのですが、特に教会周辺は見ごたえがあります。

地方に目を向けてみると、自然の多いヒデンバレーGKファームなどでは緑が茂った様子や川などを見ることもできます。ヒデンバレーは天然の温水プールが人気、GKファームは社会起業家のシリコンバレーとして今世界から最も注目を浴びている場所の1つです。

足元に目を向けてみると、その地域の特性や歴史に気付かされることがあります。観光や出張でも、少しの時間を利用して足元に目を向けて思考を巡らせてみるのも楽しいと思いますよ!