内部は撮影禁止!歴史的貴重品が並ぶ「カーサ・マニラ」

2017年05月05日 By: ptnadmin

イントラムロスの中で印象的な観光施設は複数あるのですが、その中でも特にほかとは異なるのがカーサ・マニラです。カーサとは「家」という意味。マニラの家?一体どんなところなのでしょうか。

カーサ・マニラはサン・アングスティン教会の目の前にある施設で、周辺にはホワイトナイトホテルやレストランの「バーバラス」、他記事でもご紹介しているバンバイクの店などがあります。カーサ・マニラはその名の通り外観が大きない家のようになっており、世界遺産の目の前にある建物だけあって見た目だけでも異国情緒を感じさせてくれる素敵な施設です。

そんなカーサ・マニラ、なんと施設内の写真撮影(動画ももちろん)禁止になっています。これは館内に歴史的にも貴重な物品が並べられているからだそうで、特にフラッシュなどを使って撮影した場合は退場させられるほど厳しい施設です。また、館内には赤い絨毯が敷かれており全ての人はその上だけを歩くようになっています。建築物自体が史跡として残っているものなので、老朽化や痛みが出ることを防ぐための対策となっています。そのため残念ながらこの記事でも内部の様子は写真でご紹介することができません。

カーサ・マニラは建物の1階部分から階段で上がっていき、見学できる部分は2階部分と3階部分になります。2階部分は主にスペイン統治時代の貴族が利用していた部屋がそのまま保存されているエリアになり、3階は当時利用されていた家具や文化を学ぶことができるようになっています。どちらも興味深い施設なのですが、特に目を惹くのは3階の最後のスポット。スペイン統治時代のキッチンやお風呂、生活の温度感を知ることができるエリアです。贅沢な家具の数々を見学したあと最後に辿り着くこの場所が、その当時のリアルな生活様式を残しており面白いと思いますよ!

3階の出口の外は撮影OKになります。このエリアは石で作られた階段に沿ってブーゲンビリアが咲いており撮影の隠れた名所。カーサ・マニラの中で写真が撮れなくとも、カメラは是非忘れずにお持ち下さい!

カーサ・マニラが含まれる
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