マニラから週末1泊2日旅行も可能!: ボホール島のチョコレートヒルズ

2016年11月02日 By: ptnadmin

マニラ市内に在住しているとなかなか自然溢れる場所に訪れる機会はないかと思います。フィリピンは大小7,000を超える島で構成されている国であり、都市部以外はまだまだ手付かずの大自然が残っています。せっかく現地在住なら国内の名所には訪れてみたいもの。そんな中でもマニラから1泊2日で気軽に訪れることのできる島がボホール島。

マニラからは複数の航空会社がボホール島タグビララン空港へ乗り入れており、その数は多い曜日で1日あたり8便にもなります。ボホール島は2つの見どころがあり、1つはパングラオ島を中心とする海エリア、そしてもう1つが今回ご紹介する島内中心部のチョコレートヒルズエリアです。この不思議な丘陵は地盤がサンゴなどの石灰質を多く含んでいること、また自然が作り出す複雑な条件が作り出したもので、1,200を超える丘が広がっています。

このような地形は「カルスト地形」と呼ばれ日本国内にもいくつか存在しますが、チョコレートヒルズのように同じ場所にこれほど多くの丘ができあがっている状態は世界的にも珍しく、海外からもたくさんの観光客が訪れています。チョコレートヒルズの丘には特殊な地盤の影響で大木が根を張ることができず、下草や低木などしか生育できない環境であることから、特に乾季には地面の土の色がくっきりと確認できます。いつしかその見た目がチョコレートのようであることから名前がついているこの丘陵。ちなみに雨季には少し草花が生育し「抹茶チョコレートヒルズ」とも呼ばれ親しまれています。

通年を通して多くの方が訪れますが、セブ島からアクセスすると高速艇によってボホール島に到着する事になりますが、雨季には波が高く欠航してしまうこともありますのでご注意下さい。おすすめの観光方法は乾季に訪れること、そして現地にいくつかある展望台の頂上から見下すように丘陵地帯の全景を眺めること!マニラでは出会うことのできない、フィリピンの大自然を体全体で楽しんでみて下さい。

チョコレートヒルズに関するツアーはこちらから