フィリピン屈指の避暑地:タガイタイ・ピープルズパーク

2016年11月05日 By: ptnadmin

フィリピンといえば暑い!熱帯!というイメージが非常に強いと思います。事実、年間を通じて平均気温が25度前後と肌寒く感じることはめったにありません。しかしマニラ近郊にはフィリピン人の中で非常に有名な避暑地があります。それが今回ご紹介する「タガイタイ」です。

タガイタイはマニラから南に約1時間30分離れた場所にある高地で、周辺にはタール湖や世界最小の火山タールボルケーノがあり、豊かな自然の要素が人々を惹きつけています。 タガイタイで必ず訪れてほしいのは「ピープルズパーク」と呼ばれている展望台。この場所は昔アメリカ大統領訪問の際の宿泊施設として建築されたものの、途中で不正が見つかり頓挫したという歴史を持つ建物です。

山頂にあるため、ぎりぎりまでは車で向かった後、最後の数百メートルは専用のジプニーで頂上を目指します。 専用のジプニーは首都圏で走行している荒削りな印象のものとはことなり、急勾配をたくさんの人々を乗せてゆっくりと上がったり下がったりしています。頂上に到着すると開けた景色を楽しむことができます。この場所からは世界最小の活火山として知られるタールボルケーノ、タール湖を始め、広大な緑を見ることができますので、マニラ首都圏のビル群での生活から開放されたような気持ちでリラックスできることでしょう。

タガイタイは高地のためしばしば霧が発生し視界が悪くなることもありますので、特に雨季に訪れると最大の見どころであるこの景色を見逃してしまうことにもなりかねません。現地へは乾季に訪れることをおすすめします。他にもコーヒービーンがオランダ風車の形になっており記念写真スポットとして有名であったり、マニラ首都圏にあるホテル「ディスカバリースイート」がコテージとして展開する客室が非常に限られた「ディスカバリータガイタイ」があったりと、自然を存分に楽しむことができる観光となるでしょう。忘れてはならないのが、タガイタイ名産のミニパイナップル。フルーツスタンドで見かけたら手にとってみるのも良いと思います。

タガイタイ・ピープルズパークに
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