マニラ市内で見つかる沢山の歴史関連オブジェ
マニラはフィリピンの首都として様々な歴史背景を持った街です。海に面し、以前は貿易港としても栄えた他、世界遺産や統治の歴史なども含めれば事欠かないほどに話題性に富んでいます。そんな街で見かけるのは歴史関連のオブジェ。街歩きで見つけてみませんか?
マニラはフィリピンの首都でありながら、歴史的観光地としての側面を多く持っている都市です。その昔、フィリピンは大航海時代の動乱の影響を受け、島国として複雑な歴史を抱えた経緯があります。数百年に渡ったスペイン統治自体の名残はその中でも未だ色濃く、一部は世界遺産として、また一部は著名な観光地として現在世界中から多くの観光客を呼び寄せる場所となっています。
そんなマニラですが、市内を移動しているとしばしば大きな銅像を見かけることがあります。1度見ただけではその人がどんな歴史上の人物なのかを知ることは難しいのですが、通りの名前を見てみると少し意味がわかることもあります。歴代の権力者の名前を街や通りの名前に多く適用しているマニラでは、その名前の由来となった人物を讃えて銅像を建立することがあります。その中には、キリシタン大名としてフィリピンにやってきた高山右近の銅像もあります。マカティ市内のアヤラアベニュー、マニラ市内のロハス通り、マニラベイの海沿いの歩道、チャイナタウン周辺など、至るところに銅像はあります。フィリピンの歴史に関心のある方は是非事前に銅像の場所をインターネットなどで確認して観光してみて下さい!
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