日本の粉物が今マニラでは大人気!

2017年06月01日 By: ptnadmin

日本食がフィリピンでは今、大人気!健康ブームや中所得層の急激な増加に伴って、日本食が注目されています。首都マニラではその影響を受けて日本食レストランが続々とオープンしているのですが、その中でも特筆すべきは「粉もの」。どんな食べ物が現地では人気なのでしょうか。

日本人経営だけではなく、中国系やフィリピン人の方がオーナーとなっている日本食レストランも多い中で、日本人オーナーならではのメニューが「粉もの」。小麦粉、そば粉などを利用した食べ物の総称ですが、様々なメニューが登場しています。

言わずと知れた粉物の王道はラーメンです。横浜家系、醤油、味噌、博多とんこつ、塩など定番に加えて、チーズラーメン、トマトラーメンなど日本で見かける変わり種ラーメンまで進出済み。フィリピンの方々は写真が大好きなので、いろいろなお店に訪れては記念写真を撮影しています。日本人からすればラーメン屋さんは食べて出るところ、もしくは夜に少し飲むところというイメージかもしれませんが、マニラではれっきとしたレストランとしてのポジションを確立しています。

ラーメンでは山頭火、一風堂、らあめん花月嵐などの有名店から日本の1つの地域に根ざしていた店舗もチャンスを見つけて現地に進出してきました。今では現地の雑誌でラーメン特集が組まれるほどになっており、ラーメンという言葉自体も一般に浸透しています。

また、富士そばの進出によりマニラではそばも比較的認知度が上がってきました。安い、美味い、早いというそば屋の印象を新しいものとするスタイルで、こちらもレストランとして認識されています。ゆっくりと家族で富士そばに訪れているフィリピンの方々を見ていると、日本の文化が浸透しているだけではなく新しい形が生まれていることを感じます。

更に、最近流行しているのがお好み焼きやたこ焼きなどの関西系粉もの。マニラにはお好み焼きが数多く進出してきており超満員の日々が続いています。露天で出ていた怪しいたこ焼きではなく、日本からやってきたたこ焼きが堂々とモール・オブ・アジアに出店するなどブームは日々加熱するばかり!日本からやってきた皆さんも長い滞在なら一度は日本食レストランに足を運んでみてはいかがでしょうか。