フィリピンで圧倒的な人気を誇るスポーツといえばバスケットボールですよね。日本のアニメ「スラムダンク」は知らない人がいないほど人気があり、バスケットリーグもアメリカのNBAに次いで世界で2番目に古い歴史を誇ります。フィリピンのスポーツといえばバスケですが、実は野球のグラウンドもあるのをご存知でしたか？

マニラに限らず、田舎などでも道端で大人・子供問わずバスケをして遊んでいる姿が見受けられます。フィリピン人のバスケ好きはアメリカの植民地時代が長かったことが影響していると言われています。では野球やアメフトもアメリカで盛んなスポーツなのにどうして流行っていないのか、それはどちらも広いグラウンドを必要とするからです。それに対し、バスケはちょっとしたスペースとゴールさえあれば手軽に楽しめるのでフィリピン人に受け入れられてきました。

今回行った野球のグラウンドはマニラから約40分、カルメラリーにあるとある野球グラウンドです。きれいに整備されているグラウンドではありませんがマウンドやホームベース、ベンチもあり最低限のグラウンドになっています。もしかすると、アメリカの植民地時代にアメリカ人がグラウンドを作り野球をしていたのかもしれませんね。

8月になると日本人会のソフトボール大会が始まるので日曜日は出場チームが練習をしに来たりします。日本人が練習を始めると、この近辺の子供たちは野球をやっていたりするので地元の方々が集まり観戦に来ます。マニラ郊外にある野球グラウンド、野球好きな方はソフトボールチームに入って汗を流してみてはいかがでしょうか！