京都のような街づくりで大渋滞?BGCでの日常生活

2017年04月21日 By: ptnadmin

最も注目度が高いマニラの街「ボニファシオグローバルシティー」ですが、そのエリア内での渋滞がしばしば話題に上ります。比較的小さなエリアの内側での渋滞なのですが、どうしてこういったことが起こるのでしょうか?

ボニファシオグローバルシティー、通称「BGC」はマニラで今最も新しく勢いのあるスポットです。外資系の企業オフィスも多く存在するこの地区は、フィリピン人だけでなく外国人にかなり多く出会う場所でもあります。そんなBGCですが街がとてもきれいに整備されていて、上空から見るとそれは碁盤の目のように、まるで京都やバルセロナの街並みを見ているようです。しかし、ブロックが細かく分かれていることにより信号機の数が密集しており、BGCに車の数が多くなる18時ごろからは渋滞が厳しくなってきます。

BGCはまさに今「バブル」なエリアといえ、食事や買物、スーパーの野菜までも「BGC価格」と呼ばれる程。それだけに、この地域に在住する方はある程度高給取りでないと生活費がままなりません。このような地域には豪華なレストランやバーがどんどんとオープンしてくるため、他地域から夜飲みに来る人々がたくさんおり、渋滞は深夜まで続くこともあります。BGCに住んでいればこの地域を出なくともほとんどのことは事欠かかないため、渋滞を諦めて滅多にエリア外に出ない方も少なくないようです。BGCはマニラ最新の地域で大きく発展を遂げていますが、その場所独自の問題も隠れています。