マニラにもあった、チャイナタウンを探検しよう!
横浜や神戸でよく知られている「中華街」、日本だけでなくアメリカやオーストラリアなど世界各国に点在しています。そもそも、チャイナタウンとは19世紀中ごろに海外に出て働く中国人が増えてきて、そんな人たちが外国で生活をしていくために作った街、それがチャイナタウンの発祥だといわれています。
マニラにもチャイナタウンは存在しており、しかも世界最古のチャイナタウンだとか。1594年スペインの植民地時代にスペイン人が中国人商人を監視下に置くため、住まわせたエリアが現在ビノンドと呼ばれチャイナタウンとなりました。
ビノンド地区はローカル感が強いエリアです。ビノンドといえばビノンド教会、1596年に中国人のために建てられた教会です。創設から長い年月の間改築が何度か行われ今の姿となっています。この教会のすぐ近くにチャイナタウンの中心的ストリートONPING ST(オンピン通り)があります。フィリピンのローカル感と中華の匂いが入り混じった不思議なエリアとなっています。
メイン通りには各国の中華街同様、中華街のシンボル的な門が見られます。これを見るとやはり中華街に来たなという感じを受けますよね。両サイドに並ぶ店には感じが入り混じった看板がズラリ、こんな風景は大人も子供もワクワクしてくるものですね。中華食堂からパン屋、時計やアクセサリーショップなどすべてが安く購入できます。
今回訪れたのはBee Tin Groceryという中華系グロッサリーショップ。
店内には乾物、麺、調味料、中華菓子、中国茶などうず高く積まれている様はいかにも中華系のお店といった感じです。
川沿いには露店が立ち並んでいます。中国系映画のワンシーンに出てきそうな風景なので、歩いているだけで面白いです。
そして、中華街にきたらここは行ってほしい名店、SHANG HAI FRIED SIOPAO。ここのシパオは激ウマで有名です。これを買いにだけにチャイナタウンに来る人もいるくらいで、日本人からも人気があります。小腹がすいた時などにはちょうどいいサイズです。
今回購入した品はこちら。肉まん 1個20ペソ(約46円)、ビン詰ピリ辛メンマ 1つ140ペソ(約322円)、中国茶 40ペソ(約92円)、干しカラマンシーの砂糖まぶし 150ペソ(約345円)です。
マニラのチャイナタウンは日本のチャイナタウンのような清潔感ある街ではありませんが、フィリピンならではの活気に満ち、魅力あふれる街です。
ローカル感が少し強い街なのでおしゃれな恰好や高額なものを持っていくことはあまりお勧めはしませんが気になる方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
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