フィリピンは東南アジア唯一のキリスト教国で、毎年9月になるとクリスマスを祝い始めます。
しかし今年は街の電飾も少なく、クリスマスパーティの自粛など、例年のようにクリスマスを味わえません。

しかし、ちょっとほっこりする人を見かけました。

このサンタのコスチュームを着ている人、モールオブアジア近くのエドサ大通り(正確にはEDSA Extension)とマカパガル通りの交差点です。

土地勘のある方ならわかるとは思いますが、
なんとこの人！片道6車線の大通りの交差点のど真ん中をサンタのコスチュームで歩き回っているのです。

最初は私もびっくりしましたが、この人は交通の流れを円滑にする交通整理員なのです。

実は、この人は毎日のようにこの場所で交通整理をしてくれていて、いつも陽気に踊りながら交通整理したり、スキップしながら歩いたりと、いつも楽しそうにしています。

このコロナ禍の中でも、いつもと変わらず楽しく交通整理をしてくれて、周りのドライバーや歩行者もちょっと優しい気持ちになります。

そして今回はサンタの衣装での交通整理です。
常夏のフィリピンで、この衣装のまま炎天下の下を動き回りながらの交通整理は、暑くて疲れるはず。
しかし皆の気持ちを高めようと頑張ってくれています。

ありがとうございます！
Salamat po kuya!!