ホテルのミニバーを上手く活用する方法/考え方

2017年06月19日 By: ptnadmin

マニラのホテルのほとんどには客室内に小さな冷蔵庫と飲み物がついています。一般的に「ミニバー」と呼ばれるこの設備ですが、海外の場合「どれが課金されてどれが無料なのかわからず、手が出せなかった」というケースをよく耳にします。どのように活用する事ができるのかご紹介したいと思います。

ホテルのミニバーはいろいろな活用法があります。本来、この設備は「入っている飲み物や食べ物を取り出し、チェックアウトの際にまとめて精算できる」仕組みで、ユーザー側に大きなメリットがあるものです。しかしながら、世界各国で問題になっているのが「ミニバーから飲食物を取り出したのに、出していないと偽ってチェックアウトしてしまう」ケースです。せっかく事後精算でまとめて支払える便利な機能をホテル側が提供してくれているにも関わらず、それを逆手に取って偽ってしまう人が後を経ちません。この結果、ホテル側は宿泊客のチェックアウト時に部屋の確認を行い、飲食物がどうなっているかしっかりと確認しなければなりません。中にはミニバーの中から飲食物を取り出し、食べた後に外部から同商品を補填して「使っていない」と申請する人もいるそうです。こういった行為を行う人はもちろん少数ではあるのですが、上記のような使い方をすることは絶対にやめましょう。

次に、「どの飲食物がどの値段になるのかわからなくて、利用を控えてしまう」方へのアドバイスです。まず、多くのホテルでは「1日1本ペットボトルの水が無料」になっています。しかしながら一部のホテルでは、ガラスの瓶に入った無料の水がお部屋の中に用意されている一方で、ペットボトルの水は有料となっていることもあります。また、ペットボトルの水が4本用意されており、ローカル生産の2本は無料、海外製のVolvicなどの水は有料など、若干わかりにくい設定になっている場合もあります。一般的にはミニバーの周辺にメニュー表が置いてあり、そこで値段を確認できるはずなので参照すれば水が無料か有料かは判断がつきます。ただし、メニュー表がない場合は必ずホテルのスタッフの方に確認が必要です。自分で判断して飲んでしまい、後から請求されるのは自分の責任になってしまいますので注意しましょう。その他の飲食物についても、メニュー表に記載があるものはその値段です。メニュー表にないものが入っていたり、そもそもメニュー表がない場合は、ホテルもお客様側もお互いにいい思いをしないので、必ず利用する前に料金を明確にしておきましょう。

マニラのホテルは様々な資本のものがあり、その本国の風習にならってミニバーの設定が行われれている場合もあります。経験則だけで判断せず、一度確認をすることでほとんどの問題は解決されますので、ぜひトライしてみて下さい!