セブ島情報

ダイバーなら一度は行ってみたい世界屈指のマクロスポット アニラオ

2019年05月23日 By: SHIN


世界でも3本の指に入るといわれているマクロスポット アニラオ(Anilao)。
マクロダイブとは、ダイバーが持つカメラのレンズが小さなものを大きく写すマクロレンズというものを使うことから小さな生き物を探したり楽しんだりするダイビングのことです。外洋からの新鮮な海水が絶え間なく流れこみ順調に育ったサンゴ天国・マクロ天国がそこにあります。

ここはマニラから車で約2時間30分ほどの距離。
マニラ滞在中に日帰りで行ける場所にあるんです。

何よりマニラのダイビングは、セブや他の地域より早くに注目されはじめ、その歴史も古く、特にアニラオ近郊の海ではその海域の影響から世界屈指のダイビングスポットにまで成長し、ダイバーの世界では有名なエリアとなったのです。

アニラオの魅力はマクロだけではありません。
この近郊の海では魚の数も抜群に多いんです。
ニモ達小さな熱帯魚もたくさんいるんです。

そんな海に行かない選択はありません。

今回お世話になったのはパシフィックブルーダイブセンター(Pacific BLUE Dive Center)さん。

こちらには日本人の方が駐在していますので、旅行者や英語に自信のない方にも安心。
不安な要素を日本語で伝えることや的確なアドバイスをしてもらえます。
広いスペースに駐車場も完備。
マニラからの送迎もしてもらえます。
こちらは受付を兼ねた食事スペース。

食事も朝食・昼食とお願いすることができます。

私たちは朝5:30にマニラBGCを出発して、到着が8:00頃。
ちょうど2時間30分でした。

おなかを空かせていた我々にとってはありがたく朝食・昼食ともブッフェスタイルとなります。
品ぞろえも多く腹ごしらえにも満足です。
日本人には、特にフィリピン在住日本人にはうれしい日本の調味料の数々。
マニラ在住の日本人ダイバーには、マニラから日帰りで潜れるダイブスポット、そこが世界有数のマクロ天国となると当然カメラを持った多くのダイバーが集まります。

いよいよ出発

この日は風も波も穏やかで、絶好のダイビング日和。

自然にテンションが上がってきます。

ダイビングポイントは数多くあり、遠くてもボートで30分程度。
ショップ前のビーチ周辺でも多くのおさかな達がいて楽しめます。

まずは記念撮影から

まずは皆で記念撮影。

文字通り”令和潜り初め!”です。

本日のメンバーは全員マニラ在住日本人。旅行会社スタッフ、ホテルスタッフ、日本企業の駐在さん、日本語学校の先生などの5人となりました。

初めて会った人も多い中、共通の趣味でのダイビングとなると自然と会話も弾みます。
海の中では自然に意思の疎通ができ、海中でのジェットスキーも楽しめます笑
ローカルダイブマスターも日本人慣れしており、こちらの要望も感覚で分かってくれます。
海中ではもちろん話すことができない為、意思の疎通は大切ですよね。
日本人ダイブマスターであろうが、ローカルダイブマスターであろうがこちらの意図をくみ取ってくれるダイブマスターが一番。
その点今回のフィリピン人ダイブマスターは、マクロを楽しみに来た我々の感覚とどんな種類の生き物が好みなのかも早くに把握してくれ、たくさんの海の生き物を見つけてくれて、大当たりのダイブマスターでした。石像での記念写真も日本人向け。
見る限り、この石像はおそらく仏教徒のもの。
ショップの日本人スタッフすら知らなかった穴場ポイントです。

マクロ天国おさかな図鑑

ここからはマクロの海の中の色とりどりの生き物たちをご紹介。

その日に撮影したものばかりです。

生き物図鑑

おさかな図鑑

マクロ天国といわれるアニラオでは魚の種類も豊富です。

ここで問題!おさかなはどこかな?

下の写真の中に魚が隠れています。

見つけることができますか?
※正解は一番下にあります。
ウミガメとも会いました。

優雅に泳ぐウミガメにはうっとりします。

残念ながら写真には取れませんでしたが、エイにも会えました。

番外編

ちょっと面白い光景。

マクロの珍しい生き物を探すため海底を這うように泳ぐことも多いです。

そして、誰かが珍しい生き物を見つけると皆がぞろぞろと集まってきます。

おさかなはどこかな? 正解はこちら

このお魚を正面から見たのが下の写真です。

これを見つけたダイブマスター凄くないですか?
先述の写真の中心に大きく写っている青い物体が、実はおさかなだったのです。
元の写真ともう一度見比べてください笑
アニラオには多くのサンゴ礁がありサンゴの崖や砂地など、様々なシチュエーションがあります。
おさかな大好きさんにも満足の多くの魚がいます。
ギンガメアジのトルネードも見ることができます。ダイビング天国といわれるフィリピン。
その先駆けがマニラにあり、最も美しい海の世界の一つがマニラ近郊にあるんです。マクロ天国と言われる所以やちょっと他にはない楽しみなど、世界中から集まる多くのダイバーを虜にし続けるアニラオの魅力は実際に潜ってその世界を感じてほしいです。

基本情報

パシフィックブルーダイブセンター(Pacific BLUE Dive Center)
住所:Ligaya, Mabini, Batangas, Philippines
(SHIN)