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フィリピンの素晴らしいダイビングスポット10選 その(8) モアルボアル セブ

2021年07月13日 By: SHIN


フィリピンで最も素晴らしいダイビングスポットベスト10

フィリピンの豊かな海洋生物と生態系を体験してください。
フィリピンの最高のダイビングスポットと、そこで見ることができるユニークな海洋生物や観光スポットをご紹介します。

フィリピンには、7,641を超える見事な島々とさらに美しいビーチがあり、特にボラカイやパラワンなど世界で最高とされ、セブやシャルガオなどは世界ランキング上位の常連です。
またフィリピンでのダイビングは、殿様ダイブやお姫様ダイブなどと呼ばれ、至れり尽くせりなことも魅力の一つです。

しかし、フィリピンには、その楽園のような島々やビーチの海の下に、さらに多くのものがあります。
本当の魅力はその海の下にある美しさです。

フィリピンは、WWF(世界自然保護基金)が定める太平洋の海域であるコーラルトライアングル(The Coral Triangle)の一部であり、海洋の生物多様性が豊富なため、アマゾンオブザシー(the Amazon of the Sea)とされています。
WWF Website ⇒ https://wwf.panda.org/knowledge_hub/where_we_work/coraltriangle/coraltrianglefacts/

フィリピンでのダイビングでは、セブでオナガザメと一緒に泳いだり、パラワンで第二次世界大戦の難破船やジュゴンを探索したり、プエルトプリンセサでユネスコの世界遺産を発見したりするなど、素晴らしい光景や体験を楽しめます。

 

 

8.モアルボアル セブ / Moalboal, Cebu

Sardines run

モアルボアルでは、何百万ものイワシと一緒に泳ぐことができます。
一般的には、イワシのトルネードと呼ばれます。

トルネードは、イワシなどが外敵から身を守るために群れをつくる習性で、それが大きな渦のように泳ぐことです。

さらに驚くべきことは、このイワシのトルネードがビーチからわずか数メートル離れた場所で発生するため、それほど遠くまで泳いだり、深く潜ったりすることなくそれらを見ることが出来るのです。
英語ではイワシのトルネードをサーディンスラン(Sardines run)と言います。

またウミガメと一緒に泳ぐことのできるダイビングスポットとしても有名です。

 

モアルボアル周辺のダイビングスポット

モアルボアルでのダイビングはかつてないほど良くなり、ペスカードア島周辺のダイビングスポットと海岸沿いの急な壁はフィリピンで最高のスポットの一つです。

リゾート近くのハウスリーフ

Sardines run

おおよそのダイビングショップから約10mほどの距離にあります。
サンゴ礁は深さ3mから65mまでの落差があります。ハウスリーフでは、昼夜を問わずいつでもダイビングできます。

アジ(Jacks)やサバ(Mackerels)の群れ、さらにはオナガザメ(Thresher sharks)を伴うイワシ(Sardines)の巨大な群れは数百万匹を数える場合があります。

 

ペスカードア島 / Pescador Island

ペスカードア島は、セブ本島モアルボアルからボートでわずか15分程度です。
セブの海岸線とペスカードア島の間の海底は300m以上の深さまでになります。この深さから島まで一気に上昇しています。

ペスカードア島は、その美しい、ほとんど手つかずの海洋生物で有名です。
岩だらけの崖のある小さな島は、幅3〜10 mの浅いサンゴ礁に縁取られており、海底までの落ち込みが55m以上の深さまで急降下します。
主なポイントは「Cathedral cave/カセドラルケイブ 大聖堂の洞窟」です。
深さ約30メートルから18メートルにいくつかの出口があり、見事な遊泳が楽しめます。

 

沈没島 / Sunken Island

それは実際には海中の頂点であり、頂上は水面下約25mにあります。この浅瀬の頂上に到達するには流れの強いところを通り抜ける必要があります。そのため経験豊富なダイバーだけのためのダイビングとなります。

多くの写真好きダイバーはミノカサゴ(Lionfish)の大きな群れが魅力的でしょう。
またこのエリアにはカエルアンコウ(Frogfish)やSpanish dancerがいます。

Image of Spanish dancer

そしてもちろん、アジ(Jacks)やマグロ(tunas)の群れ、バラクーダ(カマス/Barracudas)、フエダイ(Snappers)やハタ(Groupers)、モンガラカワハギ(Blue triggerfish)やとサバ(Mackerels)の群れ、そして時折マンタ(オニイトマキエイ / Mantas)やサメ類(Sharks)も見ることができます。

このエリアの流れは強いので注意してください。

 

沈没飛行機

モアルボアルの沈没飛行機は、マクタンに本拠を置くアメリカの飛行機メーカーが人工魚礁として2人乗りの飛行機を寄贈しました。

いかがでしょうか。
そもそもフィリピンはダイビング天国と言われています。
一年中温暖な気候、海流にも恵まれ、豊富に育ったサンゴ礁群やそれらが好影響を与えている海洋生物たち。

フィリピンのどこの海で潜っても素晴らしい景色が待っています。
その中でも特に素晴らしいと言われている独特な環境や生態系を持つダイビングスポットをところを集めてみました。

モアルボアルは、セブを拠点にして行けるダイビングスポットです。
セブ旅行の際に、ダイビングに行くことも可能で、1日目はセブの観光、2日目にモアルボアルでダイビング、3日目はボホール観光、4日目はアイランドピクニックなど、セブの海を満喫できます。他にもオスロブでジンベエザメとスノーケルやカワサン滝でのキャニオニングなど、セブには選ぶのが難しいほどの魅力があります。
※ダイビング後24時間以上空けないと飛行機には乗れないため、最終日の選択は難しいです。

ダイビングだけをとっても、モアルボアルだけではなく、オスロブでのジンベエザメとダイビング、マラパスクア島ではオナガザメと、ボホールのバリカサグ島ではウミガメやイルカと、ドゥマゲテのアポ島海洋保護区ではウミガメと、他にもたくさん伝えきれないほどのダイビングスポットがあります。セブのマクタン島周辺にもたくさんのダイビングスポットがあり、水族館に潜ったような色とりどりの熱帯魚たちに会えます。
セブへのダイビング旅行でも飽きることはありません。

セブで一生の思い出に残る新たな魅力を見つけてください。

 

SHIN

 

Image&video source : https://philippines.travel/https://commons.wikimedia.org