セブ島情報

東京の街を再現したグロリエッタのルーフデッキにあるむさし丸

2019年12月19日 By: SHIN


巨大な街マニラには多くのショッピングモールがあります。
東南アジア最大と言われるケソン市にあるSMシティ ノース エドサ、その次に大きく日本人にも有名なパサイ市にあるモールオブアジア、イタリアのベネチアの街を再現しショッピングモールの中に運河を作ってしまったBGCにあるベニス グランド キャナル モール、フィリピン屈指の高級ショッピングモールのBGCにあるハイストリート。

その他、ショッピングモール大国フィリピンには、アジア最大級と言われるショッピングモールや特色を持ったショッピングモールが多数存在しています。
その中で、マカティ市にあるグロリエッタも高級と言われるショッピングモールの一つ。


グロリエッタ2の4階部分にあるルーフデッキには、ジャパンタウンと言われるスペースがあります。
ここは、簡単ではありますが、日本の歌舞伎町や渋谷・大阪の雰囲気を再現し、日本料理店が集まるちょっとしたジャパニーズタウンとなっています。


今回は2019年6月にオープンしたジャパンタウンの一角にある同日オープンの和食「むさし丸 – MUSASHI-MARU」をご紹介します。

ここは先日ご紹介したBGCにある「むさし亭」の姉妹店となり、実はメニューも同じです。
店員さんも両方を行き来しています笑
このむさし丸は、系列のフィリピン2店舗目です。

しかし、むさし亭同様、日本人が食べても普通に美味しい和食を提供してくれる和食レストランであり、それほど高額でもなく使い勝手のいいレストランです。


店の中に回転ずし風の配膳システムがあるんです。
店員さんの数はとても多いのに、わざわざこのコンベアを導入する必要性はあるか?という議論はさておき、フィリピン人の日本のイメージはこんな感じなのでしょうか。


ただ、そのコンベアに乗って運ばれてくるメニューは美味しい。
マグロの握り200ペソ(約430円)
フィリピン人にも食べられるようにでしょうか、ワサビは極々少量。
多くのフィリピン人は、ワサビの味が好きではないようです。

普通に日本人の私には、完全に物足りなく、日本でいうさび抜き赤身の握り的な感じで、子供向けの味がしました。当然ながらワサビは添えられているので特に問題ではありません。
マグロそのものの味は旨し!


炙りシメサバ 320ペソ(約690円)。
これ、BGCのむさし亭でも頼みますけど、しめ鯖を目の前でバーナーで炙ってくれるんです。
正直、少しバーナー臭いというか、ガス臭いんですけど、これが美味しい。
なので、多少の文句を言いつつも毎回頼んでしまう一品です。


だし巻き玉子 220ペソ(約480円)。
こちらも、フィリピン人からすると玉子大好き日本人の私が、ついつい頼んでしまうだし巻き玉子。
基本的にフィリピンには玉子焼きはなく、スクランブルエッグはあります。
また出汁という文化もなく、スクランブルエッグにはケチャップと相場は決まっています。
しかし、だし巻きを覚えたフィリピン人は、だし巻きを食べたがります笑

ちなみに、日本人には一般的な卵掛けごはんも、もちろんフィリピンにはそんな文化はなく、卵を生で食べるなんて!驚。ってなります。
これは、冷蔵庫の普及が中流から富裕層に限られるフィリピンでは、常温保存の卵を食べるのは危険ってことなのでしょう。

もちろん、普段から月見うどんや卵かけごはんで生卵を食べる私も、食べる前には玉子チェックをします。少しでも古そうな卵は生では食べません。
火を通したら食べますけど笑

ざるそば2人前 490ペソ(約1,050円)。
何を隠そう、このざるそばが美味しいんです。

フィリピンでそばが食べられるところは少なく、こちらもついつい頼んでしまう一品です。
マニラ在住の日本人同士でも、「ざるそばはなかなかないよねー」なんて言いながらすぐに完食します。

このほかにも、寿司9巻 700ペソ(約1,510円)、鉄火ネギ 270ペソ(約580円)、トロみそ串かつ3本 320ペソ(約690円)、枝豆150ペソ(約320円)、野菜サラダ220ペソ(約480円)、ビール少々。

3人でたらふく食べて総計3,800ペソ程度(約8,200円)、一人2,700円程度で済みます。
日本の居酒屋でもこの程度は、普通に支払うことを考えれば、マニラ在住の日本人にとっては、和食天国。むさし丸様様です。

安心の日本食を食べたい方はぜひ武蔵グループへ足を運べば満足するでしょう。

基本情報

むさし丸 Musashi-Maru
所在地: Roofdeck, Phase 2, Japan Town, Glorietta 2, Makati City, Metro Manila
営業時間:日~木 10時00分~21時00分 / 金・土10時00分~22時00分
電話番号: (02) 8583 7060

(SHIN)