フィリピンで光るジャパンクオリティ ヤマハ発動機 YAMAHA motor Philippines!!

2018年08月30日 By: ptnadmin

フィリピンで乗用車やバイクといえば、何と言っても日本メーカーです。

2016年の乗用車新車販売台数メーカー別シェアはトヨタが44.1%で首位、三菱が17.1%で2位、米フォードが9.4%で3位だった。以下、4位がいすゞ、5位がホンダで、2015年から順位は変わらないそうです。
そして、フィリピンでのバイクの新車販売台数のメーカー別のシェアは、ホンダ・フィリピンが43%、ヤマハ・モーター・フィリピンが26%。カワサキ・フィリピンが17%、スズキ・フィリピンが13%、台湾系キムコ(光陽工業)が1%だそうです。
さすがホンダと言いたいところですが、このシェアはトライシクルに使うベースのバイクがホンダ製が多いからだそうで、実際に自家用に買うスクーターなどはヤマハが一番人気だそうです。

確かにフィリピン地元の友達に聞くと、ホンダはスポーツバイクのメーカーのイメージではない感じ。スクーターを買うならヤマハだな。って言ってます。

最近のニュースでは、ホンダが巻き返しを図るべくビッグバイクをどんどん投入し、実用バイクメーカーではなく、スポーツバイクのメーカーとしてブランド力を高める目的とありました。
その為大型バイクを専門で取り扱う「ホンダ ビッグバイク」をマニラにオープンしています。

日本国内で50%を越えるシェア、フィリピン以外の東南アジアの国ではなんと80%ほどもシェアのある世界のHONDAからすれば頑張りたいところなのでしょう。

そして、今回の私はというと、そうして頑張るホンダを後目にYAMAHAのショールームに行ってみました。

現地フィリピン人オススメのヤマハに行って見積りをもらうのが目的です。
行ったのはメトロマニラ内 ・マンダルヨン(Mandaluyong)にあるショールームです。

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中に入れば白を基調とした明るい店内に高い天井。
そして展示してあるヤマハのバイクの数々。もうすでにフィリピンではなく日本にいる感じです。

入っていきなりタッチパネルの案内板が3台。
その先には非売品の展示車の数々。

内装や設備的に見てもかなりの予算を使っている感じ。

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こちらは非売品のバイク。

ほかにもカスタムされたバイクが多数ありました。

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こちらは200cc〜1000ccを越えるバイクたち。
さらに奥にビッグバイクたちが並びます。

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こちらはスクーターのブース。
フィリピンのスクーターはだいたい100cc〜150ccほど。

日本のような50ccのスクーターは存在しません。
なぜかは不明ですが、昔の日本と同じく二輪車の中には免許の区分がないことが大きく関係していると思います。
ちなみにガソリン代は日本より少し安めのハイオク50ペソ弱(約105円)。セブではもう少し安めですね。
しかし3Lほど入るスクーターのタンクですら満タンにはなかなかしないフィリピンの経済事情から考えると、燃費的にも経済的な50ccの方がいいのでしょうが、免許の区分がないだけに売れないんでしょうかね。

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こちら3輪スクーター。マニラの街中では見たことがありません。
売れてるのでしょうか・・・

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マニラにはスカイウェイ(Skayway)という日本でいう高速道路がありますが、バイクの場合400cc以上でないと走行を許可されていません。
遠方へ行こうと考えているので少し大きめのバイクを検討していますが、渋滞の多いマニラ市内での街乗り時の取り回しを考えて、スクーターとで悩んでいます。

とはいえ、街乗り重視でスクーターになると思います。
スクーターといえど150ccの排気量だと直線で普通に100kmとかスピードが出ます笑

みなさん気をつけて運転しましょう。